エスケイプクローズの2021(ショウナンガチ)
血統
父:ドゥラメンテ
母:エスケイプクローズ(Going Commando)
■活躍した兄弟
▶本馬が初仔
■5世代以内のクロス
▶なし
注目のポイント
・父のドゥラメンテは、言わずと知れた夭折の2冠馬。エアグルーヴの仔でありエリザベス女王杯の勝ち馬アドマイヤグルーヴを母に持つ。生涯、連対を外すことなく、あのキタサンブラックにも先着を許したことがない。2021年に急逝したため、2022年生まれの世代を最後に5世代しか産駒を残せていないが、すでにタイトルホルダーやスターズオンアース、リバティアイランドをはじめ数多くのG1馬を輩出している。また、産駒の勝ったG1レースは2歳G1。クラシック、古馬G1と年代を問わず、距離も1600m~3200mと幅が広く、ダートでも勝鞍があるという適性の広さを示している。ただ、ドゥラメンテ自身がそうであったように、どうしてもケガに泣かされる馬が多い印象はある。
・母のエスケイプクローズは、カナダの競走馬でアメリカでG3を勝ち、G1でも連対している。しかし、何よりも特筆すべきはその生涯戦績だ。彼女の戦績は、35戦20勝(20.5.4.6)という数字で非常に長期間安定した競走馬生活を送っていたことになる。しかも、G1でも連対するほどの実力も持っていた。
・本馬は、現在産駒がノリに乗っているドゥラメンテ産駒だが、その最大の弱点である体質の弱さを母のエスケイプクローズが完璧に補っているように思う。35戦も走れる馬なんてそんなに多くいない。
・ドゥラメンテとエスケイプクローズが5世代以内のクロスを持たないアウトブリード配合だという点にも注目したい。近親配合でない分、丈夫で気性の安定した産駒が生まれやすいため、ここもドゥラメンテの弱点を補っているように見える。
・ミーハーなPOGブログドットコムの管理人が注目しているというだけではなく、セレクトセールにおいても1億円を超える評価を得たという点で、客観的にみても大きな期待ができる馬だといってもいいだろう。
<POGドラフト会議で使える会話>
どうしてこの馬を選んだの?
35戦20勝の長く安定した戦績を残した母でアウトブリード配合という、ドゥラメンテの弱点を完璧に補った配合。残り2年しか指名できないドゥラメンテ産駒を指名したかった!
(と言っておけば良さそう。)
狙いのレース
- 東スポ杯2歳S
- ホープフルS
- 弥生賞
- 皐月賞
- 日本ダービー
POGブログドットコム評価点
・独断と偏見の血統評価…98点
・趣味と嗜好の馬体評価…95点
・浪漫と主観の推し評価…100点
【 管理人おすすめ率…100% 】