🐎【レース結果】
開催：2025年7月26日（土）新潟2R（芝1600m・2歳新馬・牝馬限定）
勝ち馬：ヒルデグリム（牝・美浦・小野次郎厩舎）
騎手：石神 深道
タイム：1:34.6（2着ラプランセスに2.5馬身差）
人気：9番人気（単勝6,950円）
9番人気の低評価を覆し、直線一気の末脚で2馬身半差の快勝。単勝6,950円の波乱を演出した。
🧬【血統背景：ゴールドシップ産駒の注目牝馬】
父：ゴールドシップ
母：ナーゲルリング（母父 レッドスパーダ）
叔母に2023年の短距離重賞2勝馬テイエムスパーダがいる血統。気性面に不安が出やすい父系だが、この馬は素直な気性と柔らかな身のこなしが特徴。ビッグレッドファーム生産の良血牝馬が、夏の新潟で一気に注目を浴びた。
🎥【レース内容レビュー：位置取り・末脚・操縦性】
スタートは五分。道中は、行きたがる他馬には行かせ、結果的には中団やや後ろ、ラチ沿いを7～8番手で折り合いをつけながら追走。直線は進路があくまでじっくり待って、一気の末脚で抜け出してそのまま押し切り勝ち。3着にも8番人気ニシノマーレを連れてきたことで、3連単は560,290円の大波乱。
🧠【POG目線の評価：指名馬としてどうか？】
人気薄とは思えない走り。騎手は馬の力を信じてたような乗り方。開幕週2戦目で内枠、ラチ沿いで脚を溜められたのが大きな要因。騎手斤量の有利もあると思うけど、ゴールドシップ産駒であそこまで折り合いがついてるのは立派。父はPOG指名馬の父としては人気がないけど、ファンの多い馬。ゴールドシップが好きで指名したファンにはたまらない勝利だったと思う。騎手もとてもいい騎乗だったので、ぜひこのコンビでクラシック戦線を走ってほしい！
